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zoom RSS 福島診療所杉井医師を迎え、NAZENヒロシマ集会を開催

<<   作成日時 : 2014/02/11 21:47   >>

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2月11日、広島市南区民文化センターにおいて、NAZENヒロシマ結成2周年の集会を開催し、103名の仲間が参加して成功しました。講師に福島共同診療所の杉井吉彦医師を招き、「福島の健康問題で闘うこと、それを全国の課題に」というテーマで福島現地の報告を頂きました。
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 集会の開会挨拶では被爆者でキリスト者の吉原美玲子さんが「被爆」と「被曝」という文字の書かれたボードを掲げながら、自分自身が被爆者として様々な教会で被爆の体験を語られて来たこと、郡山の教会で話したときに経験したことを交えながら、「福島の人々にこれからも寄り添っていきたい。共同診療所の募金を支えていきたい」と述べられました。

 都知事選を鈴木たつお候補とともに先頭で闘い抜いたNAZENフクシマの椎名千恵子さん(3・11反原発福島行動実行委員長)よりメッセージが寄せられ、広島大学の学生から紹介されました。

 杉井先生の講演は冒頭、「ヒロシマ・ナガサキ・チェルノブイリ・フクシマ。福島の話は必ず広島の話から始まる。一度広島で話したかった」「原発は地上におかれた原爆であり、原爆の爆発過程と同じ原理で動いている。」「今も再爆発の恐怖と福島は向き合っている」と述べ、安倍首相の「アンダーコントロール」「健康について現在も将来も全く問題はない」というオリンピック招致演説について「福島の人はみんな怒っている」と怒りを表明されました。

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 そして、福島における健康被害の隠蔽、抹殺、安全キャンペーンの現状、その中での福島の人々が分断されている状況が報告されました。子どもの甲状腺がんが疑い含めて74人と発表されていることについて、福島県立医大は「甲状腺がんは予後が良い」「過剰診療にならないように」などと言って原発事故との因果関係を否定し、不安に思った保護者や住民が自主的に検査を受けることさえ抑圧しようとしている現状が報告されました。また、現在、福島県立医大が2回目の18歳以下の県民健康調査を民間の医療機関を巻き込んでいこうとしている中で、「検査結果について検査の場で保護者に言わない」ということを医療機関が一筆書かないと健康調査に参加させないということが行われていることが報告され、会場から驚きの声が上がりました。

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 そして、「被害がでないのが第一、医療はます予防。放射線障害が出てから治すというのは間違っている。放射線障害を予防する。そのためにはまず避難を呼びかける。避難を進める診療所を打ち出す」「患者に避難をすすめたら経営が成り立たないという人もいるが、みんなが避難して健康被害も出ないで経営が破綻したらそうなったらそれが一番良い」「避難の次は保養。全国の人が真剣になって保養に取り組まないと」「原則は避難・保養・医療。これが医療の本質。医療やるから福島に居てもよいでは診療所といえない」と避難・保養・医療の診療所の3原則を強調されました。

 さらに、飯館村の方の「毎日親子で口論をしている」という新聞投書を紹介しながら「この福島の現実にしっかり向きあう診療所に」と述べられていました。医師として、医療に携わる者として、そして人間として、放射能の不安と原発事故と闘う福島の人々と心を共にする姿勢が伝わるお話でした。

 質疑応答の後、福島の母子保養に取り組むNPO法人よもぎのアトリエの室本けいこさんからカンパアピール。その後、高陽第一診療所診療所労働組合委員長の森末一義さんから基調提起が行われました。
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 基調の冒頭、「福島圧殺の安倍倒そう!」を一千万人に訴えた東京都知事選・鈴木たつお候補の奮闘と切り開いた地平について「1万を超える労働者民衆が『安倍を倒そう!』と雪道をものともせず投票所に向かい『鈴木たつお』に投票した。これはすばらしいこと」「全てはこれから」と提起。さらに内部被曝と徹底的にたたかう福島共同診療所を支えていくこと、同時に福島共同診療所建設の大きな力となった高陽第一診療所を新自由主義医療と闘う拠点として作り出していく決意が語られました。そして動労水戸、国労郡山工場支部の闘いを紹介しながら、被曝労働拒否、新自由主義と闘う労働運動こそ全原発廃炉を実現する力であると提起。3・11福島行動への決起と8・6ヒロシマ世界大会の成功へ全力で闘っていこうと訴えました。

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 会場からの意見表明では、広島大学原医研の大瀧慈(めぐ)教授から「広島では多くの研究者が原爆被爆者の健康問題について研究してきたが、残念なことに今回の福島のことにすぐに広島の知見を生かすことができなかった。これは私を含めて研究者の怠慢」と述べられ、現在内部被曝問題を含む「間接被曝」の影響について新たな解析と発見がなされていることについて報告されました。また、広島県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会の高野正明会長から「福島の真実を聞いて非常に驚いている」と述べられ、黒い雨の地域で幼少者が亡くなり短命村といわれた事実を語り、放射能の影響を認めない国に対して力を合わせて闘っていこうと訴えられました。さらにNAZEN山陰の福間育朗さんから、島根原発が事故が起きたら30キロから全員が逃げるためには少なくとも2日かかるという試算を紹介しながら、避難計画の策定をもって再稼働を進めようとしていることを弾劾し、島根原発再稼働阻止の決意を述べました。最後に広島大学学生自治会の百武拓委員長が発言に立ち、都知事選の応援に行って来たことを報告。「鈴木さんは他の候補者と違う。他の候補は自分が東京から変えると言っているが、鈴木さんは労働組合の経験から、変える主人公はみんなひとりひとり、私はその先頭に立つと言っている」と述べ、訴えを聞いた青年が、明日から労働組合に入って闘うと鈴木候補に握手を求めたエピソードを紹介し、「選挙の意思表示を選挙が終わった後も続けなければならない」と3・11福島行動への参加を呼びかけました。

 被曝2世の中島健さん(NAZENよびかけ人)が閉会あいさつを行い、「広島も原爆投下後、プレスコードで医者がカルテに被爆のことを書くことも出来なかった。これに対して自分たちは帝国主義から医療を取り戻そうということで高陽第一診療所を作った。原点に帰って闘っていきたい」と決意を述べました。
 3・11から3年目の福島の現実に向き合い、ふくしま共同診療所とともに進む団結を強めた集会として大成功をかちとりました。

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